ウェブサイト運用において、SEO対策は当たり前の時代。
しかし、競合の多さやGoogle検索のアルゴリズムの精緻さに、なかなか結果が伴わず苦戦を強いられている企業様も多いのではないでしょうか。
その悩み、【動画】で解決できるかもしれません。
今回は、SEO対策でお悩みのご担当者様や、動画コンテンツを活かしきれていないとお考えの企業様に向け、VSEOについてご紹介します。
現時点で動画コンテンツをお持ちでない企業のご担当者様も、是非ご覧くださいませ。
VSEOとは、Video Search Engine Optimizationの略で、「動画のSEO」つまり「動画における検索エンジン最適化」のことを指します。
近年、5Gの導入などが要因となり、動画市場は急速に拡大しています。
動画のもたらす効果の大きさから、既に動画コンテンツを採用している、またはそれに注目しているマーケティングご担当者様も多いのではないでしょうか。
動画コンテンツは、市場が拡大しているだけでなく、現在ではGoogleの検索結果のオーガニック検索の枠にも表示されるようになりました。そしてそのほとんどが、Googleが所有するサービスであるYouTubeのコンテンツです。
つまり、VSEO対策を実施し、自社のコンテンツを上位表示させることで、自然検索から自社サイトへの流入を増やすことも難しくないのです。
そんな、良い効果が期待できるVSEO対策について、詳しくお伝えいたします。
SEO対策だけではなく、なぜVSEOが注目されているのでしょうか。
まずは、そのメリットについてお伝えします。
ここまでをご覧になって、「うちの会社では動画のコンテンツを所有していないし、制作予定もないから関係がない」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でしたら、まずは貴社の情報の動画化をお勧めいたします。
と言いますのも、検索結果に表示されるということ以前に、コンテンツを動画化することによって、テキストや文字の情報と比べたときに以下のようなメリットがあるのです。
このように、コンテンツを動画化すること自体に、多くのメリットがあります。
ゼロの状態から動画制作となると、
など、制作コストがかかってしまう印象もありますが、その効果の高さを考えると、コストパフォーマンスは良いと言われています。
SEO対策をしていると、Googleの検索アルゴリズムのアップデートや精緻さに、頭を悩ませている方も多いかと思います。
その点、YouTubeの検索アルゴリズムは、現時点ではGoogle程複雑ではないため、対策をしやすい状態と言われています。
Googleでの検索時に動画コンテンツが該当すると、それは「動画」カテゴリの検索結果画面だけでなく、「すべて」の検索結果画面でも表示されます。
実際にGoogleの検索結果画面でYouTubeの動画コンテンツが表示されているのをご覧になったことがあるのではないでしょうか。
その表示場所は上部にあたり、動画のサムネイルも併せて表示されるため、テキストで表示される一般的なページと比べ、非常に目に入りやすいのが特徴です。
ここまででお伝えした通り、SEO対策に取り組む企業は多く、動画コンテンツも既に注目されています。
加えて上記のようなメリットがあるのであれば、VSEO対策に今から取り組んでも出遅れているのでは、なんて思うかもしれません。しかし、本格的にVSEO対策まで行う企業は、まだ少数だと言われています。
理由としては、SEOほどメジャーではないこと、その方法があまり広まっていないことなどが挙げられます。
つまり、今からVSEO対策に取り組むことによって、SEO対策より効果的に自社サイトへの流入を目指しやすいのです。
以上のように、VSEOはメリットが多く、今だからこその取り組みやすさもあります。では、VSEOはどのように対策をすればよいのでしょうか。
ここからはVSEO対策について、YouTubeを基準に、その方法についてまとめていきます。
一般的なSEO対策でも、ウェブサイトの目的を明確にし、その目的がユーザーや検索エンジンに理解されやすいような仕組みづくりが重要ですが、動画にも同じことが言えます。
そのために、まずは「ユーザーに伝えたいこと」、「何のために動画を発信するか」を明確にしていく必要があります。
次に、その目的に合わせたキーワードを選定していきます。
「動画が伝えたいこと」と「ユーザーが求める情報」の両側面から検討し、どちらにも当てはまるものにすることが望ましいでしょう。
定めたキーワードは、タイトル・説明文・タグの中に組み込みます。
ユーザーや検索アルゴリズムが「どのような動画か」、「自分(またはユーザー)の目的を果たせる動画か」を判断するために、とても重要な設定です。
字幕は、文字情報として検索対象として扱われるため、設定をしていると検索エンジンからの流入が見込める可能性が広がります。
自動の文字起こし機能などを使用し、効率的に作成しましょう。
また、翻訳は発信者側の言語圏外のユーザーを集めることに効果を発揮することができ、多くの集客につなげることが期待できるでしょう。
YouTubeの検索アルゴリズムでは、以下の基準などで評価されるといわれています。
これらがすべてという言うわけではありませんが、注目すべきは、再生回数よりも総再生時間の方が重視されるということです。それを理解しているかどうかで、動画の作り方や施策は変わってのではないでしょうか。
この判断基準を意識した動画コンテンツに仕上げることで、評価が上がり、上位検索を狙うことができるでしょう。
例えば、
などが挙げられます。
VSEOの施策に加えて、そもそもの目的である、発信者側からユーザーに望むアクション(自社サイトへのアクセスやコンバージョン)を促すことも大切です。
以上のようなことがYouTubeで上位表示を狙うポイントになってきますが、キーワード選定によるタイトルなどの工夫や字幕、タイムスタンプなどは、特に今すぐ実践しやすい施策かと思います。
SEO同様、即時に効果を発揮するわけではありませんが、できる対策には早めに取り組みたいものです。
動画を活用したコンテンツを増やすことで、Googleの自然検索を通じて、ユーザーに自社のサービスをより認知してもらえるチャンスが増えます。それは同時に、自社サイトへの流入を目指すことにもつながります。
VSEOを実施している企業が少なく、検索アルゴリズムにおいても対策がしやすい今がチャンスです。
効果を発揮できるコンテンツを作り、SEOと共にVSEOにも取り組んで参りましょう。
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