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【2025年最新版】Web広告用語60選!これだけは知っておきたいマーケ基礎知識

作成者: admin_dg|Jan 25, 2022 12:00:00 AM

Web広告の運用において成果を最大化するためには、媒体ごとに異なる用語や指標を正しく理解することが欠かせません。特に2025年は、AIによる自動入札クリエイティブ最適化Cookieレス時代の計測など新しい概念が急速に広がっています。

専門用語を正しく把握できていないと、媒体担当者との認識のズレや、運用改善のチャンスを逃す原因になりかねません。

本記事では、初心者から実務担当者まで役立つWeb広告用語60選を整理しました。基礎から最新トレンドまで、広告運用にすぐ活かせる内容になっています。

執筆:檜田詩菜(過去のインタビューはこちら

コクーのマーケティング担当。鹿児島県出身。数年前まで美容コスメ・雑誌・不動産・IT業界の顧客マーケティングを担当。サスペンスLOVE。

 

Web広告用語60選(2025年最新版)

用語 説明
 インプレッション(Impression)  広告がユーザーの画面に表示された回数。
 クリック数(Click)  広告がクリックされた回数。
 CTR(Click Through Rate)  クリック率。広告表示に対するクリックの割合。
 CV(Conversion)  広告経由での最終成果(購入・申込・資料DLなど)。
 CVR(Conversion Rate)  コンバージョン率。クリック数に対する成果の割合。
 CPA(Cost Per Acquisition)  1件の成果を獲得するのにかかった費用。
 CPC(Cost Per Click)  クリック1回あたりの費用。
 CPM(Cost Per Mille)  1000回表示あたりの広告費。
 ROAS(Return On Advertising Spend)  広告費用対効果。投資額に対する売上。
 ROI(Return On Investment)  投資利益率。広告費を含む全体投資に対する利益。
 リーチ(Reach)  広告を見たユニークユーザー数。
 フリークエンシー(Frequency)  1人のユーザーが広告を見た平均回数。
 インプレッションシェア  競合を含めた広告枠の中で自社広告が表示された割合。
 品質スコア  Google広告で広告やLPの品質を示すスコア。
 広告ランク  入札価格×品質スコアで決まる表示順位の指標。
 コンバージョン単価  1件の成果に必要なコスト(CPAと同義で使う場合あり)。
 オーディエンス  広告配信の対象ユーザー群。
 セグメント  ユーザーを属性・行動で分けた区分。
 リターゲティング広告  過去訪問者に配信する追跡型広告。
 ディスプレイ広告  バナーや画像で配信される広告。
 ネイティブ広告  コンテンツに自然に溶け込む形式の広告。
 インフィード広告  SNSやニュースアプリのフィードに挿入される広告。
 リスティング広告  検索結果に連動して表示される広告。
 動画広告  YouTubeやSNSで配信される動画形式の広告。
 リール広告  Instagramの縦長ショート動画に配信される広告。
 ストーリーズ広告  SNSのストーリー枠で配信される縦型広告。
 ショッピング広告  商品画像や価格を検索結果に表示する広告。
 ダイナミック広告  ユーザーごとに最適化されたクリエイティブを自動生成。
 UGC広告  ユーザー投稿を活用した広告。SNSで信頼性が高い。
 P-MAXキャンペーン  Googleの自動化型キャンペーン。全チャネルを横断。
 スマートキャンペーン  小規模広告主向けに自動最適化された配信方式。
 アトリビューション  成果に至るまでの広告接触の貢献度を評価する考え方。
 ラストクリックモデル  最後にクリックされた広告に成果を100%付与するモデル。
 データドリブンアトリビューション  機械学習で広告貢献度を算出するモデル。
 ファネル  購買までのユーザー行動を段階的に表した概念。
 トップファネル  認知獲得を目的とした広告施策。
 ミドルファネル  比較検討段階のユーザー向け施策。
 ボトムファネル  申込・購入など成果直前を狙う施策。
 Cookieレス計測  サードパーティCookieに依存しないトラッキング。
 サーバーサイドタグ  計測精度を高めるためのサーバー経由のタグ管理方式。
 MMM(マーケティング・ミックス・モデリング)  広告の全体効果を統計的に測定する手法。
 LTV(ライフタイムバリュー)  顧客が生涯に生み出す利益の総額。
 CAC(顧客獲得コスト)  新規顧客を獲得するためのコスト。
 リード(Lead)  見込み顧客。広告経由で獲得した顧客情報。
 MQL(Marketing Qualified Lead)  マーケ施策で獲得した有望な見込み顧客。
 SQL(Sales Qualified Lead)  営業がアプローチ可能と判断した見込み顧客。
 ターゲティング  広告配信対象を選定すること。
 コンテキスト広告  ページ内容に関連した広告を自動表示。
 オーディエンス拡張  類似ユーザーへ配信を広げる施策。
 ルックアライク配信  既存顧客に似た属性のユーザーへ配信。
 ブランドリフト調査  広告接触による認知・好意度の変化を測定。
 A/Bテスト  クリエイティブや配信方法を比較するテスト。
 マルチバリエイトテスト  複数の要素を同時に検証するテスト。
 AIクリエイティブ生成  生成AIを活用したバナーやコピーの自動生成。
 動的最適化配信(DCO)  自動的に広告クリエイティブを組み合わせ最適化。
 広告在庫(Inventory)  広告枠の総量。
 SSP(Supply Side Platform)  媒体側が広告枠を提供するプラットフォーム。
 DSP(Demand Side Platform)  広告主が入札・配信するプラットフォーム。
 RTB(Real Time Bidding)  オークション形式で広告枠を売買する仕組み。
 アドベリフィケーション  不正配信やブランド毀損を防ぐための検証。
 ビューアビリティ  広告がユーザーに実際に見られた割合。

 

 

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基本編|Web広告の土台となる用語

まずはWeb広告を理解する上で欠かせない基本用語です。

  • 「インプレッション」
  • 「クリック率(CTR)」
  • 「コンバージョン(CV)」

といった用語は、広告レポートや会議資料で必ず登場する基本中の基本。
新人教育や社内共有でも押さえておきたいワードです。

実務編|運用担当者が押さえるべき指標

実務でよく使われるのが、以下のような指標です。

これらは広告のパフォーマンス改善のために最も重要な指標であり、施策ごとに細かく追いかけることで次の一手が見えてきます。

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2025年注目の最新用語

今年押さえておきたいキーワードもまとめました。

 最新トレンドを知っておくことで、取引先や社内の会話でも理解度が高い担当者として信頼を得やすくなります。

まとめ|用語を理解して広告運用をアップデートしよう

Web広告は媒体やアルゴリズムの変化が激しく、昨日の常識が今日の非常識になる世界です。基礎用語を理解するのはもちろん、2025年ならではの最新ワードもキャッチアップしておくことが成果への第一歩になります。

「用語を覚える」こと自体が目的ではなく、運用改善につなげるための言語として理解しておくことが重要です。
本記事の60選を辞書代わりに活用し、日々の運用をアップデートしていきましょう。

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