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【解説図付き】Webアクセス解析用語8選!マーケティング活動で見るべき数値とは?

作成者: admin_dg|Mar 16, 2024 3:28:34 PM

WEBアクセス解析用語を学ぶことは、ウェブサイト運営において重要です。

ウェブサイトのトラフィックやユーザーの行動を理解することは、成功の鍵となります。

しかし、初めてWEBアクセス解析に取り組む方にとっては、その多くの用語や指標が少々複雑に思えるかもしれません。そこで、このブログでは、初心者にもわかりやすく、よく使われるWEBアクセス解析用語を解説していきます。

ウェブサイトのパフォーマンスを向上させるために必要な情報を提供し、成功への第一歩を支援します。

さあ、一緒にWEBアクセス解析の世界に足を踏み入れてみましょう!

アクセス解析用語8選

さっそくですが、用語について説明してまいります。

PV(ページビュー)

WEBサイトがブラウザ上で表示された回数のことです。

そのWEBサイトがどれくらい閲覧されているかを計測する指標となります。

1人のユーザーが、あるWEBサイトの

  • TOPページ
  • 下層ページA
  • 下層ページB

をそれぞれ1回ずつ閲覧した場合、そのサイトのPV数は3PVとカウントされます。

UU(ユニークユーザー)

集計期間内にWEBサイトを訪問した人数を表す指標のことをさします。

その期間内であれば、同じWEBサイトに同じユーザーが何度も訪れても1UUとカウントされます。

ある1人のユーザーが異なるPCやデバイス、ブラウザを使って同じWEBサイトを閲覧した場合、そのため、それぞれ1UUとしてカウントされます。

<注意事項>

  • そのデバイスごとのCookieが異なるためです。
  • UUは必ずしも正確な人数とは限らないので注意しましょう。
 

セッション

WEBサイトを訪問したユーザーが、そのサイトを離脱するまでの一連の流れを示す指標で、WEBサイトへの訪問数のことです。

ある1人のユーザーが

  • Google AnalyticsであるWEBページを閲覧(1セッションのカウント)
  • そのまま30分間以上WEBページを開いたまま放置(セッションは途切れてしまいます)
  • その後、同じWEBページを閲覧

すると新たに1セッションとしてカウントされます。

他にも、

  • 日付が変わった(24:00を越えた)
  • 前回のアクセスと違う新しい検索キーワードで検索し閲覧
  • AdWords、広告や参照元を経由して同じWEBサイトにアクセスした

といった場合もセッションが切り替わります。

詳しくは、コチラの記事を参考にしてください。

直帰率

WEBサイトに訪問したユーザーがページ着地後に、他のページに閲覧せずに離脱してしまったセッションの割合のことです。

直帰率

直帰率(%)=直帰数÷セッション数×100

上記の図の場合、3名がTOPページを閲覧しています。
つまり、3セッション発生していることになります。
そのうち2名が下層ページAも閲覧し、1名が他のページを閲覧することなくTOPページで離脱するとします。
この場合の直帰率は、1(直帰数)÷3(セッション数)×100=33%(直帰率)となります。セッション数で計算するのがポイントです。

離脱率

WEBサイトに訪問したユーザーが他のページも閲覧後、そのセッションの最後に閲覧したページとなった割合のことです。

ユーザーが離脱前の最後に見たページをカウントします。

離脱率

離脱率(%)=離脱数÷ページビュー数×100

下記の図の場合の離脱率は、

TOPページの離脱率:0%
0(離脱数)÷5(ページビュー数)×100
下層ページAの離脱率:40%
2(離脱数)÷5(ページビュー数)×100
下層ページBの離脱率:20%
1(離脱数)÷5(ページビュー数)×100
となります。

直帰率はセッション数をもとに算出しますが、離脱率はページビュー数をもとに算出されるのがポイントです。

 

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滞在時間

WEBサイトやそのページをどのくらいの時間見ていたのかを表す指標のことです。

滞在時間

次のページを閲覧し始めた時間-今見ていたページの表示していた時間

<注意事項> Google Analytics

  • 離脱したページは閲覧開始時間がわからず、滞在時間は計測することができません。
  • 直帰したページに関しては滞在時間が0秒としてカウントされます。

Google Analyticsの詳細について、コチラの記事で解説しています。

一般的に、

  • 滞在時間が長い=内容がじっくり閲覧されており、ユーザーの興味関心度が高いページ(反応の良いページ)
  • 滞在時間が短い=内容があまり閲覧されておらず、ユーザーの興味関心度が低いページ(改修が必要なページ)
と判断されがちですが、そうとは限らないので注意しましょう。
前述したように、離脱ページは0秒としてカウントされてしまいます。

1ページにユーザーの満足度が高いコンテンツが記載されているランディングページの場合、滞在時間は短くなる傾向にあります。
逆に、記事を読むことが目的のメディアサイトなどは、滞在時間が長くなる傾向にあります。

ここで大切なことは、断片的に数値を見て判断するのではなく、他のデータと掛け合わせて相対的にデータ分析をおこなうことです。

セッション時間

WEBサイトを訪問したユーザーが、そのサイトを離脱するまでにかかった時間を表す指標。
つまり、1つのセッションが切れるまでの時間です。

セッション時間

最後に閲覧したページの時間-最初に閲覧を開始した時間

<注意事項> Google Analytics

  • セッション時間も滞在時間と同様に、離脱したページは閲覧開始時間がわからず、滞在時間は計測することができません。
  • また、直帰したページに関しては滞在時間が0秒としてカウントされます。

リファラ(参照元)

ユーザーがそのWEBサイトにたどり着く前に、どこからそのページに来たのかを表すもの。

つまり、流入する直前に見ていたリンク元のページのことです。

 

まとめ

ここまで最低限抑えておくべきWEBアクセス解析用語を、図を入れながら解説してきました。

「これってどういう意味だったっけ?」と混乱を防ぐためにも、しっかりと覚えていくことが大切です。

また、ご紹介したWebアクセス解析のなかで登場したGoogle Analyticsは、解析を自動でやってくれる非常に頼もしいツールです。

しかしながら、解析をスタートする前の設定は多岐にわたります。ツールの運用はもちろんですが、そのツールの数値を読み解くスキルも必要になるでしょう。

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