担当業務内容は?
広告プランニング
総合広告代理店のソリューションデザイン部に所属し、
- 広告のプランニング
- 入稿までの進行管理
- 効果検証などのプランナー業務
に従事しております。
普段から営業部やクリエイティブ部と連携し、クライアントのCV獲得や認知拡大などのKPIを達成できるよう、主にWEB広告やSNS広告を活用したプロモーション施策の計画と制作進行を行っています。
そのときお客様が抱えていた課題は何でしたか?
KPI達成に必要な予算が充てられていない
課題
- 配信目的は「サイト流入数最大化」と「イベント認知拡大」
- 運用予算は前年の1/3程度の50万円
<詳細>
最近では、前年にスポーツイベントの広告配信を行ったクライアントから「今年も前年と同じように配信してほしい」と依頼を受けました。
前年の配信目的は「申込数の最大化」だったため、前年配信した広告である2つ(Googleディスプレイ広告/Twitter広告)を提案しました。
しかし、よくよくヒアリングしていくと、今回の配信目的は「申込数の最大化」ではなく、「サイト流入数最大化」と「イベント認知拡大」を優先的に希望されているとのこと、運用予算は前年の1/3程度の50万円で予定しているという意向が見えてきました。
これでは、前年と条件が異なるため、当初の提案通りGoogleディスプレイ広告/Twitter広告で配信を行ったとしてもKPI達成に繋がるとは言えません。
成果を出していくには、
- 媒体選定の最適化
- 予算
に対する成果検証を改めて行う必要がありました。
課題解決のために何をしましたか?
シミュレーションをもとに必要予算の確定と媒体の見直しを実施
まず、今回の広告運用予算が前年の1/3程度になった理由が何かをイベント全体予算を見て確認していくと、当初予定していたTwitterでの配信を行う場合、今回新たにキャンペーン応募管理ツールを導入する必要があり、その導入まわりに大きく費用が割り当てられていることがわかりました。
同時に、今回のKPI実現に必要な予算はどのくらいになるのか、
- 50万円
- 150万円
- 250万円
の3パターンのシミュレーションをもとに、営業部と連携しクライアントに説明を行った結果、前年同様150万円の予算が妥当であるとの結果に至りました。
現状予定されている運用費50万円と必要予算150万円の差額100万円を捻出するためには、ツール導入まわりに大きく費用がかかるTwitterでの広告配信をとりやめることが望ましい状況でした。
また、各媒体の特徴と自社で運用しているアカウントのフォロワーの数や質の観点から考えても、今回の配信目的である
- サイト流入数最大化
- イベント認知拡大
の効果を最大化するSNS広告媒体は、イベントへの興味関心度が高く情報拡散が期待できそうなユーザーがフォロワーにいるFacebookとInstagramが最適でした。
上記の理由から、Twitterを取りやめFacebookとInstagramでの配信を決めました。
プラン概要
当初のプラン | 実施したプラン | |
予算 | 50万円 | 150万円 |
配信媒体 | Googleディスプレイ広告/Twitter | Googleディスプレイ広告/Facebook/Instagram |
媒体選定理由
Googleディスプレイ広告
■ 配信目的
サイト流入数最大化
■ 選定理由
入札戦略を「クリック数最大化」することでサイト誘導が見込める
Facebook・Instagram広告
■ 配信目的
イベント認知拡大
■ 選定理由
- 運用アカウントの中で、フォロワーの数が多い
- 運用アカウントの中で、フォロワーの質がよい
- 配信バナーが、オーガニック投稿に馴染みやすい
- 広告が表示される配信面が多い
効果について教えてください
お客様の求めていたKPIを達成
効果
- imp数10万回増
- PV数は6倍増
<詳細>
適切な予算と媒体選定を行ったことで、前年度比およそimp数10万回、PV数は6倍に増加し、お客様の求めていたKPIを達成することができました。
特に、
- ターゲットに合った媒体選定ができたこと
- 広告の配信面としてストーリーズ・フィード・検索結果など複数に表示できたこと
が成果に繋がったポイントだと考えています。
さらに、オーガニックや他媒体からの流入も増加した影響で、広告のクリック数およそ40,000回獲得などの効果もありました。
お客様には満足していただき「来年度もぜひお願いします」とのお声をいただける結果となりました。
今後の施策について教えてください。
反省点を組み込みながらPDCAサイクルを回していく
今回の配信実績レポートを振り返ると、エリア・デモグラなどのターゲティングを拡大することでクリック率をより上昇させる余地があったとも想定されます。
限られた予算の中で最大限の効果を出していくためには、こういった反省点を組み込みながらPDCAサイクルを回していくことが重要です。
加えて、プランナーとしてはいつでもお客様に最適な提案ができるよう日頃から
- WEB広告を意識的に見る
- 広告に関する様々なセミナーに参加する
- 本を読む
など、最新情報のキャッチアップを怠らないよう心掛けています。
デジマ女子はどのような企業におすすめですか?
「デジマ女子」は広告運用に関わる社内体制を強化したいと考えている広告代理店様におすすめです。
今回紹介した案件のように「去年と同様に配信してほしい」といったお客様からの簡単な依頼でも、目的や要望をしっかりとヒアリングしたうえで、最適なプランを提案させていただくことが可能です。
配信からレポーティングまで広告運用に関わる知識を持っているため、運用会社とのやり取りもスムーズに対応させていただきます。
- 未開拓層へのアプローチができていない
- 自社商品の購入数が低下している
- サイトへの流入数をあげたい
など、WEB広告を通して解決できる課題はたくさんあります。
広告プランニング・運用支援でお困りでしたら、まずはお気軽に「デジマ女子」にお問い合わせください。