担当業務内容は?

広告代理店でAIを利用した新規事業に従事

広告代理店のAI事業に関連した部署に所属しています。主に新規事業を取り扱っている部署です。

常駐先の代理店では、これまでは広告予算が500万円以上のお客様のみを対象に対応しておりました。(500万円以下の場合、費用対効果を担保することが難しいため、お断りせざるを得ませんでした)

私が所属する部署では、AI(Slackbot)を活用して工数を削減し、より多くのお客様の広告を取り扱える新しい代理店像を目指し、日々取り組んでおります。

 業務内容 

主な業務内容は、カスタマーサポートです。
広告案件を受注してから広告配信開始までの営業フロントや社内ディレクション、また、チームのリソース次第では運用まで担当することもあります。

広告媒体は、Google、Yahoo!、Microsoft、Metaに対応しております。

お客様の要望に合わせて、どのような方向性や戦略で広告を配信するか、どのようなクリエイティブで配信するかを、社内外と連携し、効果が最大限に発揮できるようディレクションを行います。

より多くのお客様に対応し、かつミスなく、スケジュール通りに遂行することが重要です。

そのときお客様が抱えていた課題は何でしたか?

新規事業、新規部署のため、ルールや組織が全く出来上がっていない

 これまでの課題 

  • 新規事業のため、まだプロダクトがなかった。
  • 立ち上げ時のメンバーは2名のみで、ルールや体制を作っていく必要があった。

<詳細>

常駐先の新規事業としてスタートし、責任者の上長に次いでジョインしたのが私でした。

着任当初は、プロダクトもできておらず、ルールや組織(2人のみ)も何もない状態だったので、0→1で組織やルール、体制を作り上げていく必要がありました。

前述した新規事業立ち上げの目的の通り、より多くの案件に対応しなければならなかったため(月に10〜15社ペース)、従来のやり方や時間のかけ方では通用しない世界でした。そこで、無駄な工数を削減し、仕組みで解決する必要がありました

また、GoogleやYahooの広告運用経験はあったものの、新規案件の進行は担当したことがない中で、さらにMicrosoftやMetaも任されることとなりました。新規事業部のため、これらすべてに対応できる人がおらず、タスクが混在していたため、他部署の専門家と連携して情報を集約する必要がありました。

課題解決のために何をしましたか?

1.他部署へのヒアリングとタスクの洗い出し
2.仕組み化

 他部署へのヒアリングとタスクの洗い出し 

新規広告案件の配信準備を行うにあたり、媒体や部署ごとにかなりタスクが混在していたため、各部署とミーティングを行い、ヒアリングとタスクの洗い出しを実施しました。
そこで特に気をつけたことは、自分の部署の背景をきちんと説明し、今後仕組み化していく上で協力を得られるように話を進めることでした。また、自分が理解していないとディレクションをする上でコミュニケーションコストがかかるため、自ら学ぶ姿勢を意識しておりました。

また、何度も顧客から聞かれる質問はまとめ、次の顧客には聞かれないように事前に情報をまとめることで、コミュニケーションの削減も行いました。
 
 

 仕組み化 

チームだけでなく、会社全体の工数削減を目指したプロジェクトがスタートしました。このプロジェクトは、受注から広告配信までの新規広告案件の立ち上げに関する工数削減を目的とし、タスクをサポートするSlackbotを作成するものです。

所属部署内では私が新規案件の進行を担当していたため、プロジェクトへの参画を打診いただきました。そこで、プロジェクトリーダー(PL)として各媒体の配信開始までのタスクの洗い出しを行い、そのbotの要件定義書を作成し、UI/UXの設計をエンジニアと連携して進めました。

このbotは、配信開始日までのガントチャートを自動で作成し、タスクの進行状況に応じて、期限が過ぎたタスクをSlackで通知してくれるものです。

これにより、新規広告案件の立ち上げがタスク漏れなく進行し、担当者へのメンションも自動で行われるため、誰がどのタスクで止まっているかを可視化することができます

効果について教えてください

1人あたりの担当案件数が4社→5〜8社に増加

 効果 

新規広告案件の立ち上げにおいて、以前は1人で受け持つことができる案件数は4社が限界であり、先方とのコミュニケーションが追いつかず、不信感やミスが発生していました。

しかし、仕組み化とルール、組織を整えたことで、1人あたりの担当案件数が5〜8社に増加し、遅延もなく、案件立ち上げから配信開始までスムーズに遂行できるようになりました。

今後の施策について教えてください。

広告運用の知識を活かし、アカウントの初期構築にも従事していく

広告アカウントの初期構築は、過去のデータを分析したり、同業他社のデータを分析して、基本となる構造を構築するという業務になります。この基本の土台がしっかりしていないと、伸びるべきアカウントも成長しないため、とても重要な業務です。

現在、私の所属する部署では、この初期構築を担当する方が1人しかおらず、その方のリソースが逼迫すると配信が滞る状態になっています。
その状況を避けるために、自ら立候補してこの業務を習得し、自分でも対応できるように提案しました。

お客様も快く受け入れてくださり、「チームのためにできることを増やし、タスクを巻き取ってくれてありがとう」というお言葉をいただき、とても嬉しかったです。

デジマ女子はどのような企業におすすめですか?

デジマ女子」は、デジマ領域に強いのはもちろん、デジマ×〇〇(今回は新規事業の組織づくり)といった形で、お客様の課題に寄り添い、環境にフィットしながら、デジマ領域以外の分野にも貢献できると考えています。

また、学びたい意欲やステップアップを目指す社員が多いため、お客様に対して受け身ではなく、自発的な提案を行うことができます。

 

料金表

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