担当業務内容は?
総合広告代理店のメディアデザイン本部に所属し、
- 広告プランニング(シミュレーション作成、アカウント構成立案)
- 広告運用業務(入稿、配信準備~運用~改善案立案/実施、レポーティング、予算管理)
- その他(検証立案/実施、媒体且連携、社内ナレッジ醸成)
の業務に従事しています。
普段から他部署との連携を行い、主にGoogle、Yahoo!広告の広告運用業務を行っています。
そのときお客様が抱えていた課題は何でしたか?
- 市場変化による成果悪化
- CPA改善が最優先課題
担当していた案件では、商材の市場全体の検索ボリュームが減少し、以前と比較して成果(コンバージョン)が出にくい状況でした。 一方で、クライアントの最優先事項は目下のCPAの低廉化による社内での予算確保でした。
当時、広告アカウントは媒体が推奨する構成で最新機能もほぼ全て導入済みであり、抜本的な改善策を見出しにくい状況でした。
課題解決のために何をしましたか?
アカウント構成を根本から見直し、潜在的な獲得機会を最大化。
現状のアカウント構成では成果に繋がるキーワードへの配信量が十分に確保できていないと分析。
特に、成果獲得に繋がりやすい指名系キーワードにおいて、競合他社の影響などにより表示される機会が損失している可能性に着目しました。
そこで、これまで強化してきた、幅広いユーザーにアプローチできる「インテントマッチ」という配信方法に加え、成果に繋がりやすい指名キーワードを「完全一致」というより絞り込んだマッチタイプでの配信を実施しました。
これにより、CV確度の高いユーザーへの配信を強化し、無駄な広告表示を減らすことを目指しました。
さらに、以前から実施していた幅広い層にアプローチする「P-MAX」という自動最適化広告も並行して運用することで、顕在層だけでなく、潜在層へのアプローチも継続しました。
効果について教えてください。
指名系検索語句の配信比率170%増加、全体成果率120%改善。
このアカウント構成の見直しにより、
指名系検索語句への広告配信金額の割合が、実施以前と比較して170%増加しました。
また、機会損失を防ぐために注力した結果、インプレッションシェアは90%台を維持。競合他社の動きが活発になる時期でも、しっかりとユーザーに情報を届け続けることができました。
指名系キーワードへの配信強化により、クリック単価(CPC)は上昇したものの、成果率(CVR)が140%向上。その結果、広告にかかる費用対効果(CPA)は以前と比較して15%程度改善し、クライアントの目標達成に大きく貢献しました。
今後の施策について教えてください。
効果の維持・拡大と新たな成長戦略へ。
今回の成果を踏まえ、更なる効果の維持と拡大を目指し以下の施策を計画しています。
<運用施策のルーティン化と属人化の排除>
効果の良かったキーワードを「完全一致」でさらに拡充し、より確実な成果獲得を目指します。また、「インテントマッチ」や「P-MAX」広告についても、明確な精査基準に基づいた定期的な見直しの徹底とフローの整備を実施。
これにより、担当者が変更になった場合でも効果が損なわれることなく維持され、継続的な改善が可能な体制を構築します。
<認知度向上施策の検討>
市場全体の検索ボリュームが低下している現状を踏まえ、広告による認知度向上施策の実施をクライアントに提案し、長期的な視点での成長をサポートしていきます。
デジマ女子はどのような企業におすすめですか?
広告運用の世界は常に変化しており、一つの正解はありません。
市場の動向、競合の動き、そしてお客様のビジネス目標を深く理解し、データに基づいた最適な戦略を立てることが重要です。
私は、お客様の抱える課題に真摯に向き合い、最新の知識と柔軟な発想で、期待を超える成果を追求します。
定量的な効果改善はもちろんのこと、主体的な行動を通じてお客様のビジネス成長に貢献できると信じています。
広告運用支援はじめ、デジタル関連業務のサポートが欲しい企業様がいらっしゃれば、お気軽に『デジマ女子』にご相談ください。
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