担当業務内容は?
Marketo運用サポート・ディレクション業務
SaaS企業で、MA関連ツール「Marketo」の運用サポートや、所属チームのメンバーフォロー、タスク進行管理といったディレクション業務を行っています。
<MA関連業務>
- ショットメールやステップメールの作成・チェック
- フォームやLPの実装
- 他部署からの問い合わせ対応
<その他各種ツール>
- 各種施策の要件ヒアリングおよび設定作業
- レポート作成、運用サポート
- マニュアルやチェックシートの作成・運用体制の整備
<ディレクション業務>
- メンバーフォローおよび質疑応答対応
- タスクアサインと進行状況の管理
- メンバーとのヒアリングを通じた課題の抽出、エスカレーション
施策のヒアリングから各種ツールへの実装、ツールに関わる改善提案まで幅広い業務を担当するほか、随時発生するツールの新規導入や移行へも対応しています。
そのときお客様が抱えていた課題は何でしたか?
課題
1.多様な要望への対応しつつ、ツール移行をスムーズに完了させる必要がある
2.メンバー増員によるマネジメント負担の増加
<詳細>
ツール移行作業における多様な要望への対応
業務では多くのツールを活用している関係上、新規ツールの導入や既存ツールの移行が頻繁に発生するのですが、プロパー社員の方が多忙で対応が追いつかない状況でツールの移行作業が発生しました。
さらに、この移行作業は事業部ごとに異なる要望をヒアリングしつつ、自社ページに実装済みのツールから新しいツールへの乗り換えを年内に完了させる必要があり、大きな負担となっていました。
マネジメント負担の増加
現場では、自身が当社コクーの「デジマ女子」として初めて常駐させていただいたこともあり、自身が成果を上げることでコクー人財の価値を理解していただけるようにという気持ちで日々業務に臨んでいました。
少しずつ信頼を獲得し、常駐開始から半年を前後して徐々に複数名のコクー人財をチームに迎え入れることができたのですが、多忙なプロパー社員の方がメンバー全員のタスクや業務状況、モチベーションを把握しきれないという課題が出てきました。
課題解決のために何をしましたか?
1.環境整備による作業の効率化
2.ディレクターとしてチーム運営最適化
<詳細>
環境整備による作業の効率化
ツールの導入開始と同時にオーナーシップをお任せいただき、効率的な作業環境の整備に努めました。
最初にデモ資料を作成し、ツールの具体的な機能や設定方法、データ連携ロジックなどを事業部へ丁寧にご説明の上、ヒアリングシートを作成し、設定を進める上で必要な情報を収集するための導線を構築しました。
またその過程で、マニュアルやチェックシート、アカウント管理シートを整備し、運用フローの標準化にも取り組みました。
運用開始後は、ツールの改善点の提案やトラブルシューティングのための問い合わせなど、ツールの開発会社とも連携してスムーズな運用をサポートしています。
ディレクター業務
常駐開始から1年でディレクターに就任し、進行管理やタスク状況を可視化するダッシュボードの作成など、業務全体の効率化に取り組みました。
また、マニュアルや運用体制を整備することで、メンバーが効率的に業務を進められる環境を構築。
新たなメンバーが着任する際にはこれらを活用してオンボーディングを実施し、スムーズな立ち上げをサポートしてきました。
加えて、現在に至るまで計9名のメンバーへ定期的な1on1を実施し、リソース状況や業務上の課題をヒアリング、適宜プロパー社員の方々へのエスカレーションを行うなど、チーム全体の生産性最適化にお力添えしています。
効果について教えてください
1.依頼から実装までの期間を約1か月→1〜2週間に短縮
2.安定的なチーム運営を実現
<詳細>
依頼から実装までの期間を大幅に短縮
認識のずれや情報不足による確認稼働が削減されたことにより、チームの作業効率が大幅に改善したほか、依頼から実装までの期間の大幅な短縮を実現したことにより、年内という期限を守ってスムーズに作業を完了させることができました。
対応が迅速にできたことで、依頼元の部署の方から「迅速に対応してもらえたことで、次の施策の打ち手を早く決めることができました」と感謝の言葉をいただき、大変嬉しく感じました。
安定的なチーム運営を実現
チーム規模を維持して安定的に運営することができています。
今後の施策について教えてください。
導入を行ったツールに関しては、マニュアルの整備とレクチャーを通じて対応可能なメンバーを増やし、実装可能な施策数を拡大していきたいと考えています。
また、チーム運営に関してはマニュアルやナレッジをさらに充実させ、メンバーが一人称で依頼や問い合わせに対応できる体制を構築することを目指しています。
デジマ女子はどのような企業におすすめですか?
「デジマ女子」は、MA関連のツールの運用はもちろんですが、ツールの新規導入時など、管理・実装に手が回らないといった課題へもお力添えできると考えています。
デジタルマーケティング業界以外の出身メンバーも多く、異業種から入社しているメンバーならではの視点が業務で活かせることもあるかと思います。
また、他企業様での常駐経験、自社内でのノウハウ共有などによる知見を活かしたご提案が可能です。