展示会のリード、すぐに営業へ渡せていますか?
展示会で獲得したリード情報の連携に時間がかかり、営業の初動が遅れてしまっていたクライアント様。
リードの回収からデータ反映、営業への引き渡しまでを手作業中心で対応していたため、
「スピードと正確性をどう両立するか」という課題を抱えていました。
そこでサポートに入ったのが、今回ご紹介するマーケターです。
現場のオペレーションを丁寧に整理し、ツール連携の設計を見直し。
リード情報の処理フローを自動化することで、営業に即時連携できる体制を構築しました。
その結果、リード反映にかかっていた時間を「3日 → 数分」へと大幅に短縮。
顧客の関心が高いタイミングでアプローチできる環境づくりに貢献しています。
本記事では、「単なる自動化にとどまらない、現場を止めない仕組みづくりとは?」をインタビューを通して紐解きます。
担当業務内容は?
MA運用・DX推進業務(展示会リード活用支援)
SaaS企業にて、MAツールの運用を中心に、周辺ツールとの連携設計やLP制作・コーディングまで一貫して担当。展示会で獲得したリードを起点に、各種ツールを組み合わせたナーチャリング設計・業務自動化を行い、マーケティング活動の効率化とDX推進をご支援しています。
[具体的な担当業務]
- メールの作成・配信
- ツール連携サポート
- 各種マーケツール/各種SNSの権限管理、問い合わせ対応
- LP制作/ コーディング対応
- オペレーションサポート(郵送DM送付前のチェックなど)
- 新人育成/ 研修の実施
[使用ツール]
- MAツール:マルケト(Marketo)、ブレイズ(Braze)
- CRM:セールスフォース(Salesforce)
- 展示会/リード管理:アスクワン(askone)
- 自動化/連携:ジーエーエス(Google Apps Script)、ザピアー(Zapier)
- Web制作:エイチティーエムエル/シーエスエス(HTML/CSS)
- その他:各種SNS管理ツール
そのときお客様が抱えていた課題は何でしたか?
「データ連携の遅さ」による営業機会の損失
展示会で獲得したリード情報がSalesforceへ反映されるまでに、最低3営業日。
その間、営業は“熱が冷めた顧客”にしかアプローチできない状態でした。
さらに当時は、開発担当者がフロントも兼任していたため、依頼の交通整理ができず、スピードも精度も不安定な状況。
結果として、「本来取れるはずだった商談」を逃し続けていました。
【現場で得た教訓】 askone(アスクワン)導入初期の失敗
実はこの課題を解決するため、以前askone(アスクワン)を導入し、データ連携の高速化に着手したことがありました。
しかしその当時、現場の要望に応える形でカスタマイズを急いだ結果、Salesforce(セールスフォース)やZapier(ザピアー)との連携がテスト環境で停止。本来改善すべきプロセスを、逆に止めてしまう結果となりました。
“スピードを優先するあまり、安定性を損なう”
この経験から、単なる効率化ではなく「事故を起こさない設計」が不可欠であると認識しました。
課題解決のために何をしましたか?
「現場の1秒」と「裏側の自動化」を同時に設計
① UI/UX改善(現場負荷の削減)
現場の操作を限界までシンプルにすることに注力しました。
- マイクの自動起動
- AIサマライズ結果の自動反映
コピー&ペーストすら不要な状態を実現し、“作業している感覚がない”レベルまでオペレーションを軽量化しました。
② Zapier×GASによる完全自動化
リード処理フローをゼロから再設計。
従来:数人 × 3日間
改善後:スクリプト実行のみ(数分)
名刺1枚から各システムへの連携までを完全自動化し、“人が触らない仕組み”へ進化させました。
③ コミュニケーションのデバッグ
認識ズレをなくすため、指示設計を見直しました。
- あえてひらがなを使う
- 一文を短くする
- テンプレート化
これにより、コミュニケーションコストを削減しながら、実装精度を安定させることができました。
④ リスクの事前排除
要望をそのまま実装するのではなく、
- PC設定
- ブラウザ差異
- 運用上の落とし穴
まで含めて洗い出し、回避策とセットで提示。“起きてから対応する”ではなく、“そもそも起きない設計”へ転換しました。
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効果について教えてください。
工数ほぼ100%削減! 作業時間「3日 → 数分」へ。
■ 生産性の向上
月間50時間の運用工数を削減。単純作業を排除し、改善提案にリソースを集中できる体制へ。
■ 営業スピードの劇的改善
展示会「開催中」から架電可能に。顧客の熱量が最も高い瞬間を逃さない、“攻めの営業体制”を実現しました。
■ 品質と安心感の両立
- 自動重複排除(工数25%削減)
- ヒューマンエラーの排除
繁忙期(展示会4連続)でも不具合報告ゼロを継続しています。
最後に一言
マーケと営業の連携に課題がある企業様へ
“速くする”だけではなく、
“止まらない仕組みをつくる”こと。
その結果として、「気づいたら業務がスムーズに回っている」状態を実現します。
デジマ女子は、そんな現場づくりをお手伝いします。
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