更新日:2024.05.29
目次
Account Engagement(旧Pardot)は、マーケティング活動を強化したい企業から高い評価を得ているMA(マーケティングオートメーション)のひとつです。
そこで今回は
を詳しく解説します。
最後に導入の際の注意点もお伝えしますので、MAツールとしてAccount Engagementを検討されている方は、ぜひ全体像の把握にお役立てください。
Account Engagement(旧Pardot)とは、Salesforce社が提供するMAツールです。
などの特徴のほか、世界トップシェアのCRM(顧客関係管理システム)ともシームレスに連携することができます。
マーケティングだけでなく営業活動も効率化したい企業や、コスト削減をしたい企業におすすめです。
まずは、Account Engagementの代表的な機能をみていきましょう。
Account Engagementは、リードの状況に合わせてアプローチを最適化するための機能が豊富です。
IT知識がないと設計が難しいLPやフォームですが、Account Engagementであればノーコードかつドラッグ&ドロップで直感的に作成できます。
などが簡単に制作できるため、新規顧客獲得やユーザー離脱防止などに有効です。
Account EngagementとGoogle広告とアカウント連携すれば、検索広告経由でアクセスした見込み顧客の行動を追跡することができます。
Web広告の効果測定ができることはもちろん、費用対効果の可視化や分析などができるため、広告の最適化に役立ちます。
Account Engagementで実施可能な多変量テストとA/Bテストは、ランディングページの最適化に役立つ効果検証機能です。
など、さまざまなパターンでテストできるので、より施策の効果を高めやすくなります。
次に、リードの育成をスムーズに進めるためのAccount Engagementのメールマーケティング機能をみていきましょう。
見込み顧客に刺さるメールを送り分けるためには、顧客を属性ごとに分類するセグメント化が欠かせません。
Account Engagementでは、
などで分類し、パーソナライズしたメールの送信まで、自動化することができます。
Account Engagementのメールエディタは扱いやすく、感覚的に操作できます。
知識不要で魅力的なHTMLメールを作成することができるのは、大きなメリットです。
Account Engagementでは、
などの基本的な指標以外にも、自社IPアドレスサーバー評価まで確認することができます。
メールのコンテンツをより訴求力の高い魅力的な内容にするため、A/Bテスト機能が役立ちます。
また、迷惑メールと勘違いされないよう、
を利用すると安心です。
Account Engagementでは、営業とマーケティングが同一画面で同じ顧客情報を閲覧できます。
営業部門とマーケティング部門が同じカスタマージャーニーに基づいて施策を展開するため、接点ごとの施策展開にズレが生じにくくなります。
また、同じシステムを使用しているので、
もスムーズです。
Salesforce Engageとは、営業とマーケティングの連携のため特別に設計されたシステムで、Sales Cloudのアドオン機能です。
という特徴があります。
次に、Account Engagementを導入するメリットを具体的に3つご紹介します。
実際に導入する前に、Account Engagementの特徴がMAツール導入目的や解決したい自社課題にマッチしているか、よく確認してみましょう。
これまでのMAツールはマーケティング部門と営業部門で別々に顧客管理をしており、商談化のタイミングを逃すなど機会損失が発生していました。
しかしAccount Engagementであれば、社内の顧客情報を一元管理し、部門間をシームレスに連携することができるようになります。
には魅力的なメリットです。
Account EngagementはSalesforce社の開発したMAツールです。
そのため、世界シェアNo.1といわれるCRM(顧客関係管理システム)はもちろん、SFA(営業支援システム)など10種以上のツールと簡単に連携できます。
必要な機能を選択してカスタマイズできるため、自社に合わせた自由度の高い運用が叶うことは大きなメリットです。
Account Engagementは、
に応じて最適なシナリオを展開する機能が備わっています。
パーソナライズされたアプローチができるため、
はもちろん、最終的なカスタマーエンゲージメントを高めたいときに効果的です。
などには特におすすめといえるでしょう。
最後に、Account Engagementを導入する際の注意点を確認します。
Account EngagementをはじめすべてのMAツールに共通することですが、ツール導入・運用は片手間では成功しません。
など、まずは検討する必要があります。
Account Engagementは直感的に操作しやすいツールです。
しかし、
など、ある程度の専門知識は必要です。
せっかくMAツールを導入しても現場が使いこなせないと意味がありません。
にアドバイスをもらうなど、事前に対策をとっておきましょう。
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