更新日:2024.09.13
目次
Looker Studioは、ビジネスデータを簡単に可視化・レポート化してくれるダッシュボード構築ツールです。
しかしいざ使い始めると
など、専門用語や操作方法がわからず困ってしまう方も多いようです。
本記事では、Looker Studioでできることやメリット、基本的な使い方を、初心者にもわかりやすく解説します。
最後によくある困りごとへの対処法も紹介していますので、Looker Studio導入を検討している方や、データ分析を効率化したい方は、ぜひ参考になさってください。
Looker Studio始める手順と使い方
Looker Studioとは、Google Cloudが提供する完全クラウドベースの無料BI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。Googleアカウントさえあれば誰でも使用で無料で使用でき、Googleアナリティクスなど800以上のデータソースに接続できます。
もともとは「Googleデータポータル」という名称でしたが、2022年10月11日に製品名が「Looker Studio」へと変更されました。
リアルタイムで簡単にビジネスデータを一元化・可視化してくれるので、デジタルマーケティングで負担になりがちな分析作業を自動化できることが導入メリットです。
BIツールについては、コチラの記事もご覧ください。
ここでは、基本的なLooker Studioの設定ステップと使い方をご紹介します。
Looker Studioにアクセスします。
※初めての方は、「Get started(無料で利用開始)」を選択します。
<注意事項>
「接続したいデータソースのアクセス権を持つGoogleアカウント」でログインしないとデータソースが表示されないので、注意しましょう。
Looker Studioにログイン後、左上の「+作成」のプルダウンから「データソース」を選択します。
※具体的な接続方法は、Googleアナリティクスとスプレッドシートを連携する手順を例に解説します。
これで、簡単にフィルタ設定付きのレポートができます。
「データの切り口や範囲」、指標とはグラフ化する「具体的なデータ」を指定するものです。
例えば、
ディメンション
「ページタイトル」
指標
「平均ページ滞在時間」
に指定すると、Webページごとの滞在時間レポートを作成できます。
テンプレートを使用することもできるので、レポートの目的に合わせて調整しましょう。
レポートは一度作成すれば自動更新されます。
可視化されたデータから「改善点」や「成功点」の分析をして現状を把握し、PDCAを回しましょう。
完成したレポートは
などで共有することができます。
右上の「+共有」タブをクリックします。必要に応じてチーム内で共有しましょう。
レポートデータの使い方についてはコチラの記事もご覧ください。
Looker Studioを使用していると「読み込みが遅い」「更新されない」とお困りの声をよく聞きます。
ここでは具体的な対処法をお伝えしますので、参考になさってください。
Looker Studioのデータ量が肥大化すると、レポートの表示速度はどうしても遅くなります。
Looker Studioの「データ抽出機能」から中間データを作成する
上記手順で中間データの作成は完了します。そうすることで、読み込み時間の短縮が可能です。
Looker Studioはデータソースから自動データ取得機能が備わっていますが、実はすべてがリアルタイムで更新されているわけではありません。
手動で「データを更新」をクリックする
データソース毎に更新頻度が異なるため、こまめに最新化するようにしましょう。
Looker Studioは、無料ツールながら高品質な機能を多く備えており、使いこなせればマーケティングの業務効率化を大幅に前進させることも可能です。
ここでは、知っておきたいLooker Studioのポイントを「接続」「視覚化」「共有」の3点に絞ってご紹介します。
Looker Studioは、SNS広告などの外部サービスを始め、プログラミング不要でBigQueryやMySQLなどの様々なデータベース管理システムに接続することができます。
またGoogleサービスとの互換性も高く、
などもシームレスに接続することが可能です。
Looker Studioを使うことで、これまでのようにデータ分析のために複数ツールからCSVを取り込む必要がなくなり、飛躍的に業務効率化が進みます。
また、集積してきたExcelデータや接続未対応のデータでもスプレッドシートにアップロードすることで接続できるため、過去データを有効活用できることも大きなメリットです。
Looker Studioは数クリックで、蓄積したデータを
などでダッシュボードに視覚化できます。
また自動でデータが更新されるため、リアルタイムのデータをモニタリング可能です。
ドラッグ&ドロップで直感的に操作しやすいことはもちろん、一度作成したレポートは自動更新されるため使い続けることができます。
毎回イチからレポートを作成する手間が省け、コア業務に集中できることで生産性向上が期待できるでしょう。
Looker Studioでは、編集・閲覧権限のコントロールだけでなく、完成したレポートのPDF化や月次配信も簡単に設定できます。
また、リンクをチーム内で共有するだけで同時に数値確認をしたり、共同編集も可能です。
データ共有の手間がかからないため、チームや他部署との連携が簡単です。
分析結果の共有がスムーズになることは、課題発見やPDCAの高速化、業務推進速度の向上が見込めます。
Looker Studioを駆使すれば、ビジネスデータの視覚化や分析が今よりずっと簡単になります。
レポート作業を効率化することで、
といった環境を整えましょう。
もしLooker Studioへの連携や、収集したデータの活用、社内のリソース不足でお悩みの際は、今抱えていらっしゃる課題をしっかりと把握し、解決のご提案・対応させていただくデジマ女子というDX人材の派遣サービスをご検討ください。
デジマ女子はMA・広告・WEBサイト運用のスペシャリスト部隊として、貴社の業務効率化やデータ活用をサポートします。
まずはLooker Studioを足がかりにして、業務効率化をすすめていきましょう。サポート期間やご支援内容、予算に応じて、最適なプランをご提案いたします。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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