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成功するウェビナー企画の立て方

更新日:2024.05.30

成功するウェビナー企画の立て方

目次

新型コロナウイルス感染症の流行にともなってオンライン化が進む中、セミナーにおいても開催場所をオンラインで行うウェビナーへと切り替える場面も多くなってきているのではないでしょうか。ウェビナーには、場所に関係なく幅広く参加者を集めることができたり、会場の用意が不要であったり、数々のメリットがあります。

ウェビナーのメリット

パソコンやタブレット・スマホなど、インターネットに接続する端末があれば、どこからでも参加できるのがウェビナーの特長です。

参加者は移動時間が不要なので、参加のハードルも下がり、主催者は、全国・全世界を対象にした、集客が可能です。

コスト削減

多くの場合、会場を借りて開催されるセミナーとは違い、開催会場の費用は不要となり、当日の運営スタッフも少人数で対応できるため、開催コストは抑えられます。

また、ウェビナーは手軽に録画が可能なため、次回の集客用としてなど、様々な用途で再利用も可能になります。

情報が伝わりやすい

WEBサイトの情報や資料を読み込むだけでは伝わりにくい情報は、ウェビナーのような双方向でコミュニケーションを取ることで理解が深まりやすくなります。

ウェビナーの活用シーン

製品やサービスの紹介の場としても有効で、特に、WEBサービスのデモンストレーションに最適です。

普段は伝えきれない特長を、画像や映像で効率よく伝えたい場合にも活用できます。

また、双方向のコミュニケーションが手軽なため、顧客の課題・ニーズを把握できます。

カスタマーサポート・カスタマーサクセス

サービス導入時の設定で説明が複雑な場合や、利用中のよくある質問の対応など、定期的に対面でのサポートの場としても活用できます。

採用説明会

採用説明会や求職者向けの会社説明会など、ウェビナーで開催すれば、UターンやIターンなど遠方に居住している志望者も参加でき、採用側としてもより多くの人材から優秀な人材と出会うチャンスが広がります。

 

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ウェビナー企画で押さえておく5項目

1.ウェビナーの目的を整理し、ターゲットを明確にする

ウェビナー開催に至った背景などから目的を整理し、ターゲットは誰になるのかを明確にしておきましょう。

例えば、既存サービスの新機能の告知であれば、アップセル・クロスセルへとつなげることを目的とし、既存顧客を対象としたウェビナーを開催します。

また、新規サービスのリリースであれば、まずはサービスの内容を知ってもらう機会として、広く認知することが目的となるでしょう。

2.ウェビナーのシナリオを決定する

ターゲットの課題が何かの仮説を立て、内容を固めていきます。

ターゲットが新規層となると、会社や事業概要などの基本情報をしっかり伝えておく必要がありますし、既存顧客の場合は、商品やサービスのアップデート情報や活用事例などに時間を割くほうがよいでしょう。

また、普段から顧客と接している営業やカスタマーサクセス担当からニーズや課題を拾ったり、関係者からしっかりと情報収集し、最適化していきます。

さらに、飽きさせない工夫も必要です。一方的に話すだけでなく、配信ツールの機能を利用し、コメントをリアルタイムにいただいたり、簡単な選択形式の質問を投げたり、インタラクティブに進めていくなど、印象に残るような仕掛けも検討する必要があります。

3.配信方法を決定する

ウェビナーの配信方法はいくつかあります。どのような方法で配信するかにより準備すべきことが決まるため、内容やコンセプトにあった配信方法を選ぶことが必要です。

一方向配信と双方向配信

  • ウェビナーの配信方法には配信側が一方的に発信する「一方向配信」
  • 配信者と参加者の両者でコミュニケーションが取れる「双方向配信」

があります。

一方向配信は基本的に配信者のみが発信するため、聴講するだけで目的が果たせる社内研修やeラーニングなどで利用されるケースが多い方法です。

直接対面して話を聞くことに抵抗のある人でも参加しやすいため、参加者を広く集められるでしょう。

双方向配信はチャットなどを利用しながら双方でやりとりができる方法で、グループワークや参加型の研修などに多く利用されます。配信者が参加者の反応を受け取れやすい環境であるため、セミナーをより活発で有意義なものにしていくことができるでしょう。

リアルタイム配信とオンデマンド配信

配信方法は配信と撮影のタイミングによって2種類に分けられます。

ひとつは既定の日時に撮影と同時に配信を行う「リアルタイム配信」です。コミュニケーションが必要となる質疑応答などを行うときの利用に適しています。

もうひとつは事前に撮影しておいた録画を配信する「オンデマンド配信」です。瞬時の理解が難しい話や、見逃しや聞き逃しをしたくない内容が含まれており、繰り返し見る可能性があるものを配信するときに適しています。

4.参加メリットを明確にした告知へ

ウェビナーに参加することによるメリットをあらかじめ明確にし、ウェビナーの告知をすると効果的です。資料ダウンロード特典がある、アーカイブ動画の視聴ができる、続きの動画が見られるなど、参加者視線で検討してみましょう。

5.終了後アンケートを実施

ウェビナー開催後は、参加者が持っている課題や、参加のきっかけ、ウェビナーの満足度や意見など、アンケートで情報収集することをお勧めします。集まった情報は、ウェビナーのクオリティを高めたり、新たな企画へつなげたりと、顧客へ還元できます。

MA(マーケティングオートメーション)の活用を!
ウェビナーの告知メールやアンケートフォームは、MAを導入している場合は、これらのメールをあらかじめ制作し、配信予約をしておくことができるので、業務の効率化かつ人為的ミスの防止にもつながります。
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ウェビナー開催の注意事項

手軽なウェビナーも、注意が必要です。リスクを最小限に抑えられるよう、事前のリハーサルもお勧めです。

ネットワーク環境

開催側はとくに、ネットワーク環境の安定性が求められます。

十分に通信環境を確認しておきましょう。

安定した回線状況で、雑音や配信中断の恐れがない通信環境が必要です。安定性を特に重視し、有線LANの利用も検討してみてください。

Tips
Googleで「Speedtest」と検索すると、「インターネット速度テスト」というツールがでてきますので、手軽に確認できます。

配信機器

マイクは外付けがおすすめ

配信に必要な機器は、パソコン・カメラ・マイクの3つです。パソコンは最低限、動画の再生に困らないもので十分ですし、カメラについても、パソコン内蔵のもので十分です。ただ、マイクは、できれば外付けのものをお勧めします。内蔵マイクの場合、キーボードの音や、周囲の雑音を拾ってしまい、参加者は聞きづらいどころか、商品やサービスのマイナスイメージへとつながりかねません。

ウェビナーを成功させるために

ここまで成功するウェビナー企画の立て方についてご説明しました。

ウェビナーを成功させるには事前の企画・計画を十分に行い、アフターフォローをしっかりすることで、施策の効果や得られるものも大きくなります。
また、ウェビナー動画の再利用で、次なる施策へと効率よく結びつけられることが可能です。一度きりでなく、定期的に開催することで、より効果が感じられることでしょう。

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