更新日:2024.08.05
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「SEO」と「リスティング広告」は、どちらがWEB広告の集客に効果的なのでしょうか?
検索エンジンによるCVアップを考える際に、SEOとリスティング広告は避けて通ることが出来ない施策です。
しかしそれぞれの特性を理解し、使い分けることが出来なければなかなか思うように成果を上げることができません。
そこでこの記事では、「SEO」と「リスティング広告」の基礎知識や使い分け方法、どちらが自社に適しているかの見分け方など、WEB担当者の知っておくべきポイントに着目して解説しています。
などでお困りの方は、この記事を参考に自社のWEB集客の施策を見直してみましょう。
SEO(Search Engine Oprimizatuin)とは「検索エンジン最適化」のことで、自社のWEBサイトを検索結果で上位表示させることを目的としています。
検索エンジンには
がありますが、検索エンジンの約9割のシェアをGoogleが占めているため「SEO対策=Googleの検索エンジン対策」という解釈が一般的です。
SEO対策は自社のコンテンツを最適化するだけなので費用がかからないことがメリットですが、掲載順位を上げるためには多くの工程が必要なため人材の確保が求められます。
SEOの特徴は以下の5点です。
SEOは効果が出るまで時間がかかるものの、施策自体に継続的な費用も発生せず、成功すると自社サイトへのアクセス数を継続的に増やすことができます。
ただしリスティング広告に比べてクリック率は高いものの、企業側で順位の操作は出来ないため、効果をコントロールしにくいという側面があります。
SEOのターゲットは
です。まだ自社商品について知らないユーザーへ向けて、検索エンジンのキーワードを通じてアプローチし、CVを獲得します。
そのためSEOは顧客が知り得ない自社の商品を紹介し、そして購買へと繋げることが得意だといえます。
リスティング広告とは、サーチエンジンでキーワードに連動してページ上部に表示されるクリック課金型の有料広告のことです。
リスティング広告は広告費用次第ですぐに検索結果に表示されるため即効性があるものの、クリック率が上がりにくい傾向にあり、さらに継続的にコストがかかるという側面もあります。
リスティング広告の運用についてはこちらの記事もご覧ください。
リスティング広告の特徴は以下の5点があげられます。
リスティング広告を出す最大のメリットは広告の入稿をおこなう設定さえ行えば、すぐに掲載が可能な点です。
また、クリック課金型なので他のWEB広告と比較するとコストを抑えて運用することができます。
リスティング広告のターゲット層は、購買意欲が高い顕在層です。
キーワード検索から
といったターゲット層に向けて設定をおこないましょう。
それらの層に向けてリスティング広告を出すことで多くのCVを得ることができます。
SEOとリスティング広告の違いは、主に
の5点です。
まず、SEOは掲載順位をコントロールできないため結果がでるには3ヶ月以上必要ですが、コストを掛けずユーザーに寄り添いながら集客することができます。
その一方で、リスティング広告は費用がかかり、広告を嫌うユーザーからはクリックされづらいものの、即日でもトップ表示が狙えるため、効果がでる速度が早く、掲載場所をコントロールしやすいことがメリットです。
まだ見込み客である潜在層へ向けて、中長期的な運用を覚悟して、費用を抑えながら継続的にクリック率を上げるには「SEO対策」を選択しましょう。
反対に、すでに購買意欲の高い顕在層に向けて、広告費をかけて即効性のある集客施策を行うのであれば「リスティング広告」がおすすめです。
どちらかがより優れているというものではなく、両者ともにメリット・デメリットが存在するため使い分けることで効果的に集客を狙いましょう。
それぞれの広告を併用することで、上手くターゲット層を自社のサイトに誘導できる可能性を上げることができます。
リスティング広告はすでに商品を認知しているユーザーを集客することが得意で、SEOではWEBサイトを見て商品を知ったユーザーが購入してくれる確立が高いです。
お互いに得意とするターゲット層が異なるため、自社の目的に合わせて即効性のあるリスティング広告を出しつつ、長期的なCV増に向けてSEO対策を併用することが最も効果的でしょう。
一度検索エンジンで上位検索に表示されると順位を維持しやすいため、3〜10年のような中長期間で継続的な集客を望んでいる場合はSEOを優先的に選んで行うようにしましょう。
SEOは基本的に掲載費用がかからないため、宣伝したい商材の単価を気にする必要がありません。
そのため単価が低い商材の販売を検討されている企業は、
などをおこなうスタッフの人件費のみで自社の商材をPRすることができます。
社内リソースに余裕があり、将来大きく自社サイトへのアクセスを伸ばしたい場合はSEOを活用しましょう。
などで、特定の期間に短期的に集客をしたい場合にはリスティング広告を優先的に行うようにしましょう。
指名キーワードでの流入を確実に獲得できるため、SEO対策にリソースが避けない場合や、一時的な効果で構わない場合は、リスティング広告は非常に効果的です。
しかしリスティング広告を掲載する場合、CV率はクリック数の1%以下なので広告掲載コストと商品の売上をよく考えて運用する必要があります。
単価が低いものだと広告費用がかさんで赤字になってしまう可能性があるため、その場合は時間がかかってもSEO対策で集客効果を狙ったほうがよいでしょう。
この記事では、意外と知らないSEOとリスティング広告の違いや使い分け方法についてご紹介しました。
宣伝したい商材やターゲット層、社内のリソース配分によってSEO、リスティング広告のどちらを選べば費用対効果が高いかお分かり頂けたのではないでしょうか。
状況に合わせてSEOとリスティング広告を使い分け、効果的な集客に繋げましょう。
しかしながらSEO対策はコンテンツの改善やキーワードの設定などの工数が多くあり、人手に余裕がないと施策が回せないことも事実です。
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