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更新日:2025.10.16

目次

SNSや動画、検索連動など、WEB広告の種類は年々増えています。
「どれが自社に合っているのかわからない…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、代表的なWEB広告の種類とそれぞれの特徴、メリット・デメリットをわかりやすく整理します。
2025年の最新トレンドを踏まえながら、初心者の方でも失敗しない選び方を紹介します。

執筆:檜田詩菜(過去のインタビューはこちら)
コクーのマーケティング担当。鹿児島県出身。数年前まで美容コスメ・雑誌・不動産・IT業界の顧客マーケティングを担当。サスペンスLOVE。
 
          WEB広告にはさまざまな形がありますが、大きく分けると以下の12種類が代表的です。
それぞれの特徴と、どんな目的に向いているのかを整理してみましょう。

💡ポイント
最近は「SNS×動画」「検索×AI最適化」など、複数の広告を掛け合わせる企業も増えています。
単発で使うよりも、目的に応じて組み合わせることで相乗効果が期待できます。

WEB広告は、うまく活用すれば強力な集客手段になります。
一方で、やみくもに出稿すると「思ったほど成果が出ない」「費用ばかりかかる」といった失敗につながることも。
ここでは、主なメリットとデメリットを整理してみましょう。
年齢・性別・地域・興味関心・行動履歴など、広告を見せたい相手を自由に絞り込めます。
データをもとに改善を重ねることで、費用対効果を最大化できます。
スモールスタートでテストしながら効果を見極める運用もしやすいのが特徴です。
SNSやLP(ランディングページ)、メールマーケティングなど、他のデジタル施策と連動しやすいのも強み。
広告は出して終わりではありません。
「誰に」「どんな強みで」届けるかを明確にしておくことが大切です。
短期的な結果だけを見ず、中長期で運用する視点を持つと安定します。
配信結果を定期的に確認し、PDCAを回すことが重要です。

WEB広告は「なんとなく出す」よりも、目的から逆算して選ぶことが大切です。
同じ広告でも、認知を広げたいのか、問い合わせを増やしたいのかによって最適な種類が変わります。
ここでは、代表的な目的ごとにおすすめの広告を紹介します。

💡2025年の傾向
特にショート動画形式が主流。
静止画よりも「動き+音」のある訴求が反応を取りやすくなっています。




💡 檜田詩菜から一言
BtoB広告は「すぐ成果を出す」より「信頼を積み重ねる」視点が大切。
定期的な情報発信+広告で“思い出してもらう”設計を。

広告の世界はテクノロジーや規制、消費者意識の変化によってどんどん新しくなっています。
2025年に特に注目すべきトレンドを5つに絞って紹介します。
広告配信や入札、コピー生成、クリエイティブ自動生成などにAIが深く関わるようになります。
入札調整や配信対象の変更を自動で行う、スマート入札などが一層重要になります。
会員登録情報、メール開封履歴、アプリ利用データなど、ユーザーとの接点で得られるデータをしっかり活かす必要があります。
動画コンテンツ、とくに短尺動画(TikTok、Reels、Shorts 等)が主流化しています。
動画広告のフォーマットも多様化。
顧客接点が複数チャネル(ウェブ、SNS、実店舗、アプリなど)に広がる中、それらを統合・連携させた体験設計が求められます。
広告接触後の導線(LP → メール → アプリ操作 → 店舗来訪など)を滑らかに設計することが強みになります。
日本市場ならではの“感性・文化”への理解が、広告表現でより差別化要因になります。
たとえば文言・色・季節感・地域性などの調整。
また、過度なハードセールや誇大表現よりも、“ユーザーと共感を築く”ソフトアプローチが好まれる傾向が強まります。
檜田詩菜から一言
2025年は「テクノロジー」「プライバシー」「共感・価値観」が広告の三軸になる年だと感じています。
ただ新しい手法を追うだけでなく、自社のデータ基盤や価値観との整合性を強化することが、長期的な成果につながると思います。

広告運用で成果を上げるうえで、最も大切なのが訴求の一貫性です。
どんなに良い広告を作っても、クリック先のLP(ランディングページ)やフォームの内容がズレていると、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
広告では、あれもこれも伝えたくなるものです。
でも、たった数秒で目に留まる広告だからこそ、メッセージは一つに絞ることが大切です。
例)
❌「安い・早い・安心」 → 伝わらない
✅「初めてでも安心して任せられる価格設計」→ 具体的でイメージしやすい
ひとつの価値を明確に打ち出すことで、LPやバナーとの整合性も取りやすくなります。
広告のコピーとLPの見出し、CTA(ボタン)までが流れるようにつながっていると、ユーザーの理解負担が減り、CVR(コンバージョン率)が上がります。
例)
✔ 広告文:「採用コストを半減できるマーケ支援サービス」
✔ LPの見出し:「採用に頼らず、チームを強くする外部マーケ人財」
このように、広告で興味を引き→LPで納得させる構成にするのがポイントです。
文字や色だけでなく、トーンやビジュアルの一貫性も信頼につながります。
SNS広告やバナーで使用するカラーやフォント、写真の雰囲気をLPと合わせることで、
「同じブランドの話を見ている」と感じてもらえます。
広告は一瞬で判断されるもの。だからこそ、メッセージの整合性=信頼です。
訴求がぶれない企業ほど、クリック後の行動率や再訪率も高くなります。
一貫したブランド体験を設計できているか、定期的にチェックしましょう。
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WEB広告は種類も多く、トレンドの移り変わりも早いため、「どれを選べばいいのかわからない」「運用を続けるのが大変」と感じる方も多いと思います。
でも、最初から完璧を目指す必要はありません。
まずは自社の目的に合った広告をひとつ選び、小さくテストして改善することが大切です。
広告運用は、一度設定して終わりではなく、データを見ながら少しずつ整えていく“育てる仕事”です。
クリック率が高い広告文を見つけたら、LPにも同じ表現を反映
成果の出ていないキーワードを整理して無駄を減らす
シーズンや時期に合わせてクリエイティブを見直す
この小さな積み重ねが、1年後に大きな成果につながります。
どんなに話題の広告でも、自社の目的やターゲットに合っていなければ成果は出ません。
業種・商材・リソースを考慮して、「自分たちに合う広告」を選びましょう。
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