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WEB広告運用の仕事を解説!活躍するためのスキルとは?

2022.06.14

WEB広告運用の仕事を解説!活躍するためのスキルとは?

目次

WEB広告運用の仕事と聞くと、広告の業界は仕事内容が難しそう、未経験だと成果が出せない職種、などのイメージはありませんか。

広告運用には自社で行うインハウスと、広告代理店やフリーランスへの外注の2種類がありますが、実は求められるスキルは大きく変わりません。

ここではWEB広告市場の現状やよく使う広告の紹介、WEB広告運用に求められる仕事内容とスキルを解説します。
広告の業界への転職を考えている方や、自社での広告運用を検討している方などは、ぜひ参考にしてください。

成長を続けるWEB広告市場

ここではWEB広告市場の動向を、株式会社電通が2022年02月24日に発表した「2021年 日本の広告費」から解説します。

参照 | 株式会社電通 2021年 日本の広告費

2020年の感染症拡大で大きく落ち込んだものの現在は回復

日本の広告市場全体でみると、各メディアは2020年から続く感染症拡大の影響で一時的に落ち込んだものの、現在は回復して成長を続けています。

この回復に最も貢献したのがインターネット広告の急成長です。

WEB広告は2021年には2兆7,052億円、前年比121.4%となり、テレビを含むマスコミ四媒体広告費(2兆4,538億円)の市場を上回る結果を出しています。

DX推進で、今後さらに拡大する可能性

2021年以降、巣ごもり需要によりオンラインでの消費活動が幅広い世代に定着したことで、企業のDX推進が加速するとみられています。

それにともない、WEB広告市場も今まで以上に急成長し、インターネット広告の需要もますます拡大すると予想できます。

WEB広告とは?よく扱う広告媒体

WEB広告とは、インターネットを通じた広告全般を指します。

ターゲットを絞った広告配信ができ、初期費用が少額なので費用対効果が高いこと、クリック率などのデータ測定をしやすいなどのメリットがあります。

リスティング広告

リスティング広告は検索連動型で、GoogleやYahoo!などの検索結果一覧ページの上部に表示される文章広告のことです。

キーワードを絞って広告を出せるため、顕在層にアプローチしやすく即効性が期待できます。

Googleリスティング広告に関しては、こちらの記事もご覧ください。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Yahoo!の「YDN」やGoogleの「GDN」などの広告枠を利用するものです。

動画やイラストなどのクリエイティブで視覚からアプローチできるため、ブランドの認知拡大に効果があります。

SNS広告

SNS広告にはFacebook広告やTwitter広告、LINE広告などの種類があります。

登録情報に基づいた確度の高いターゲティングができると同時に、同じ媒体で幅広い層へのブランディングを行うことができるというメリットがあります。

LINE広告に関しては、こちらの記事もご覧ください。

SNSの特徴に関して、こちらの記事もご覧ください。

WEB広告運用の仕事とは?

WEB広告運用は、インターネット上の広告を管理する仕事です。

そのためWEB広告運用の担当は、広告企画やアカウント開設、データ分析などを通じて、成果が出る運用を行うことが求められます。

広告運用には知識や経験が必要ですが、運用の仕事内容や流れはインハウス、広告代理店、フリーランスのどれも共通しています。

プランニング

WEB広告運用の仕事では、「どのような広告」を「なんのために」「どれくらいの予算で」掲載するかを細かくプランニングします。
特にWEB広告運用では常に内容をブラッシュアップしていくことが求められます。
データ分析しやすいようにプランニングの段階でKGIやKPI、コンバージョン率などに具体的な数値目標を作成しておくことが重要です。

また、サービス内容やターゲットとするユーザーによって最適な広告媒体が異なるため、出稿する広告先も慎重に選ぶようにしましょう。

アカウント構築

プランニングでWEB広告運用の詳細を決定した後、実際の広告媒体にアカウントを作成します。
広告媒体には管理画面があり、検索キーワードやターゲティング、予算などの詳細を設定します。

広告出稿

アカウント構築が完了したら、実際に広告を出稿します。
出稿先の広告媒体によって内容は異なりますが、ターゲットへ魅力的に映るよう訴求内容やクリエイティブを選定します。
広告の出稿においては他社サービスと差別化するため、アピールポイントやベネフィットをわかりやすくすることが求められます。

分析及び改善

WEB広告は運用型であり、内容の調整、入札単価の変更などを後からでも自由に行うことができます。
そのためWEB広告運用は配信して完了ではなく、日々積み重なるPV数やCTR(クリック率)、離脱率などのデータを分析し、常に広告の効果測定をしてゆかなければなりません。

Google Analyticsなどの解析ツールと連携し、情報収集しながら改善していくことで、費用対効果を高くし、より質の高い広告運用を実現することがWEB広告運用担当の仕事だといえます。

 

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WEB広告運用に求められるスキル

WEB広告運用の担当者は、スムーズな広告運用のスキルはもちろんですが、それ以上にPDCAサイクルを構築するスキルが求められます。

ここでは広告を常に最適化して成果を出すために必要なスキルを見ていきます。

広告管理画面の操作

まず求められるのが、スムーズなオペレーションスキルです。

アカウント構築や入稿作業など広告媒体の管理画面を使いこなす基本的なスキルは、WEB広告を効果的に運用するためには必須条件といえます。

各広告媒体の理解

WEB広告の費用対効果を高めるためにも各広告媒体への理解が欠かせません。

例えばGoogleやYahoo!のような広告媒体はよく似ていますが、そのターゲティングや広告の表示方法はそれぞれ異なります。
インハウスであれば自社のKPIに沿って、広告代理店やフリーランスであればクライアントの希望に応じた広告媒体を選定しなければならないため、それぞれの違いや特徴は理解しておくようにしましょう。

広告の企画

WEB広告運用で成果を出すために欠かせないのが、広告内容の企画を行うスキルです。

  • 画像や動画を使うクリエイティブの作成や
  • 訴求力のあるライティング
  • わかりやすいWEBサイト設計

など、そのスキルは多岐にわたります。

また「期間限定」「公式」などのフレーズやプロモーションを、いかに効果的に使いこなすかWEB広告運用担当のセンスが問われるところです。

コミュニケーションや進行管理

広告業に限りませんが、スムーズな業務遂行にはコミュニケーション力や進行管理力スキルが求められます。

特に広告代理店やフリーランスでは、社外から広告主と連絡を取り合うためインハウスよりも問題が発生しやすくなりますし、継続して受注するためには営業力も欠かせません。
良好で密なコミュニケーションや、クライアントに安心感を与える明確な進行管理を行うよう意識することが大切です。

予算やKPIの設計と調整

WEB広告を効果的に運用するには、予算配分やこまかなKPI設計などのプランニングが重要です。

また広告を出稿した後は、反響に応じて月額予算の振り分けをコントロールしたり、CTRが悪い場合は広告内容を見直したりすることが必須です。

広告運用で成果を出すためには、どの数字をどれだけ調節すれば目標達成できるのかを担当者がコントロールできなければなりません。

データ分析力

WEB広告は出稿して完了ではありません。

成果を最大化するために日々のデータを活用して、分析、施策の立案、改善を行うPDCAサイクルが欠かせません。
このようなサイクルをスムーズに構築するためにも、データ分析スキルは必須条件といえます。

WEB広告運用の仕事で成果を出すために

WEB広告運用の仕事では、インターネット上の広告に関連するすべての項目を扱うため、仕事内容や求められるスキルが幅広いのが特徴です。
そのため自力での運用は難しいイメージがあるかもしれませんが、そのぶん経験値の蓄積や広告費削減などの大きなメリットもあります。

当社では「広告プランニング・運用代行」のサービスを提供しています。
社内のリソースだけではWEB広告運用に不安を感じている方や、どこから手を付けてよいかわからない方に向けて、常駐派遣、スポット派遣、受託などで支援いたします。
新規プロジェクト、繁忙期、キャンペーン期間など、業務状況や予算に応じてご要望にお応えいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

 

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